新顔登場2008/06/05 03:45

 6月に入り、此方は朝夕めっきり涼しくなってきました。私の任期も残すところ4ヶ月を切りました。10月上旬には帰国予定です。ところで最近、日本食材の新顔を見つけました。蕎麦です。「うどん」は前から売ってましたが蕎麦がお目見えしたのはつい最近です。Kw520とまあまあの値段だと思います。愛知県は江南市産の「信州そば」ですが蕎麦が手に入るようになったのは何よりです。一時帰国した際に蕎麦汁やうどん汁の素(粉末)を持ってきましたが、それもソロソロ底をつく頃。これからは美味い汁の作り方でも勉強します。

マラウイ北方の旅 ムズズ2008/06/20 02:56

 週末を利用して、マラウイの最北部に有るニイカ国立公園に行ってきました。今回は協力隊員や無償援助協力でマラウイに来ている日本のコンサルタントの方と一緒の旅行です。ニイカ国立公園は首都リロングェからおよそ450km北に行ったザンビアやタンザニアの国境の近くに有ります。ですから車で行っても結構時間が掛かります。
 朝7:30頃にリロングウェを出発し、途中主要道路から脇にそれた村に住んでいる隊員を迎えに行ったりしたので北部の中心都市ムズズに到着したのは昼過ぎでした。写真はムズズ市街です。第一印象は「リロングウェに比べて綺麗だ!」です。マーケットの中も市街も落ちているゴミの量が全然違い綺麗です。マラウイ北部はトンガ人が多く住んでいます。

マラウイ北方の旅 ニイカ国立公園入り口2008/06/20 03:28

 ムズズで更に隊員2名と合流。ニイカ公園を目指し、途中に有る町ルンピを通過します。ルンピからは道はダートです。ひたすら進むと公園のゲートに着きました。「着いた着いた!」とばかりに入園手続きをしていると、公園の係員と話していた隊員が「ここはニイカで無いって言ってますよ!」。 看板を良く見ると「VWAZA MARSH GAME RESERVE」と書いて有ります。ルンピの近くで道を間違えたらしいのです。仕方が無いので、道をひたすら戻り、間違えた分岐からニイカに向かいました。これで一時間以上ロスしたと思います。
 ニイカ国立公園の入り口に着いたのは17:30過ぎでした。入り口の看板には15:30までにゲートを通過するように書いて有ります。係官も居ませんでしたが、そこは図々しく係官を見つけ出し(と言うか車の音を聞いて係官が出てきた様です。)入園しました。今夜の宿のチレンダ・ロッジは入り口から更に60Km行った所です。

マラウイ北方の旅 チレンダ・ロッジで自炊する。2008/06/20 03:47

 ゲートを通過するとやがて夕暮れ。そして闇夜に。巧まずして「ナイトサファリ」に成ってしまいました。何と言ってもダートの道をゲートから60Kmも行かないと宿に着かないからです。 此処で出会った動物達はフクロウ(多数。道の真ん中に立ち止まっている事が多かった。近づくと飛び立つ)、狐らしき動物、ウサギ、そして多数のシマウマでした。
 又、闇夜の中に多数の野焼きの火を見ました。宿に着いたのは20:00過ぎ。夜が遅い為か管理人が居らず、管理人の小屋まで戻って管理人を連れてきて鍵を開けてもらいました。
 チレンダ・ロッジの食事は食材持参です。キッチンや鍋釜は貸してくれるので自炊する訳です。こうなったのは一年近く前に民営から国営に成った為だそうです。民営の時代にはレストランも有り、ガイドつきのツアーも有ったそうですが今は自炊でガイド無しの「自分サファリ」しか有りません。この夜は「野菜タップリカレー」を作りました。
 因みに宿泊料金はツインの部屋がKw8,000です。22:30消灯(発電機が止まる)。それ以降はお湯出ず。従って風呂も入れずです。それ以前は出るのか確かめようが有りませんでした。

マラウイ北方の旅 早朝のチレンダ・ロッジ2008/06/22 05:38

 翌日は前日の疲れにもめげず、7:00前に起き出しました。早朝のウォーキングサファリに出掛ける為です。と言ってもガイドが居ないので何処を如何行った物か検討が着きません。その辺を適当に歩き出します。ロッジは人口の池の畔にあります。この池に動物が水を飲みに来ることを期待しましたが、裏切られました。アフリカと言っても標高が2000メートル位あるので冷え込みます。防寒対策が必要でした。