マラウイ日記

　南アフリカで最も古い欧州建築であるキャッスル・オブ・グッド・ホープの中庭から見たテーブルマウンテンです。快晴のため名物のテーブルクロス状の雲はかかっていません。　この建物は一部博物館になっていて17世紀当事の調度品が展示されていました。有田焼のコレクションがあり、当事のオランダ東インド会社の交易範囲の広さを感じました。

　テーブルマウンテンへはロープウェイ（当地ではケーブルカーと言ってました。）で上ります。このロープウェイは動いている間内側が回転して360度の方向が見られるようになっています。海に浮かんでいるのは前大統領マンデラ氏が18年間収監されていた刑務所が有るロベン島です。

　ロベン島はケープタウンの沖合いに有る島です。此処には世界歴史遺産に登録されている刑務所があります。
　アパルトヘイト時代、前大統領のマンデラ氏をはじめ多くの政治犯が収容されていたところです。ここへはケープタウンのウォーターフロントからのツアーが有り、そのツアーを利用しないと行けない様になっています。ツアーのガイドは嘗ての政治犯が務めています。写真は政治犯の生活用具です。マット数枚と小さな机と便器代わりのバケツだけです。囲いの線は独房の大きさを示しているそうです。

　ケープタウンは港町だけあって、海産物が豊富です。ウォーターフロントといわれる地区ではシーフードレストランが沢山あり、寿司屋もありました。中国人の職人でしたが味は結構良く、それに何と言っても日本酒の燗酒が飲めたのが嬉しかったですね。どちらも9ヶ月ぶりでした。